仲間とともに、
次の未来へ

高木 陽平たかぎ ようへい

専務取締役(営業部)/ 2006年入社

結局自分は何がしたいのかに気づいた

Q.転職のきっかけについて教えてください。

前職は東京の大手建設会社に勤めていました。とにかく規模が大きくて、現場では300人近い職人さんに朝礼で話すようなことも日常でしたね。そんな環境なので、責任の重さも相当で、若い頃から大きな現場を任されることが多かったです。
ただ、働く中で「本当にこのままでいいのか」と考えるようになってきて。親からの声も後押しになり、香川に戻る決断をしました。

Q.建設の道、そして敷島建設に入ることを選んだ理由は?

高松工芸高校建築科卒業後、大学でも建築を学びました。最初は設計事務所への憧れもありましたが、考えた末にゼネコンに進みました。日曜は休めるような職場で、待遇面は恵まれていました。
大手は分業が進んでいて、現場監督もどこか「管理する側」という立場ですが、地元の会社だと自分でトラックにも乗りますし、コンクリート打設も手を動かしています。全てに関わる分、手応えが全然違いますし、逆に言えば全部自分でやらないといけないという厳しさもあります。でも、それが面白いところで、結局私は自分で動くのが好きなんだと気づきましたね。

つながりが、未来の仕事をつくる

Q.現在の仕事内容について教えてください。

現在、私は専務という立場で、営業・見積・現場管理すべてを担当しています。仕事を取ってくるのも私ですし、10人の現場監督の配置や進行の調整もしています。進みが怪しそうな現場には自分で顔を出してフォローもします。
引き渡しが一日でも遅れれば損害が出ます。だからこそ、現場の空気感を見ておくことを大事にしています。何かあったときに最終的に責任を取るのは自分。プロジェクト全体を見ながら細部まで気を配っています。

Q.仕事において大切にしていることは何ですか。

仕事をしていて大切だと思うのは、やっぱり“人との関係”ですね。お客様との信頼関係次第で、その後の広がり方が確実に変わってきます。お客様と腹を割って話をしたことで、結果的に仕事の受注につながったこともありました。最後はやっぱり人と人、つながりが大事なんですよね。

人と創る、未来のステージへ

Q.印象に残っている仕事と、今後について教えてください。

印象に残っているのは、地元で最初に手がけた現場です。バックホウを自分でリースして、土を積んで、コンクリート打設まで全部一人で段取りしたんです。その建物は今でも残っていて、通るたびに思い出します。
最近では、過去最高の受注額となるマンション案件も手がけました。これからは岡山や東京にも拠点を出していきたいと思っていますが、そのために必要なのは「人」です。
何でも楽しんで取り組んでくれる人、コツコツ続けられる人、そんな人たちと一緒に、会社をもっと広げていきたいです。